| http://www.oralarthistory.org/archives/
AMeet 2006年12月に設立された非営利団体で、日本の美術関係者に聴き取り調査を行い、それを口述資料として保存・公開している。メンバーは12名で、その多くは美術史を専門とする大学教員や美術館学芸員である。2007年8月から聴き取り調査を始め、2012年10月時点で聴き取り調査の数は69名分に達している。そのうち書き起こしや確認を終えた39名のオーラル・ヒストリーをウェブサイトで公開している。
今日、世界的に見て、現代美術の研究にはアーカイヴの存在が必要不可欠となっている。美術作品の形式的な特徴に注目するモダニズムの退潮とともに、美術作品を、それが作られた経緯や背景とともに理解しようとする考え方が主流となってきたからである。現代美術の研究者は、アーカイヴで、アーティストや批評家、ギャラリスト、場合によってはその家族などを含めて、美術関係者が残した書簡やノート、メモ、スクラップブック、写真、オーラル・ヒストリーなどの一次資料を調査するのが一般的になっている。 |
..2013/05/08(水) 19:58 No.3371 |
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