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米食材卸大手OSIグループ傘下の上海福喜食品が保存期限の切れた食肉を納入していたことが発覚。同工場は20日に閉鎖され当局が製品を押収した。上海のメディアなどによると、手法としては期限切れの食肉を新鮮な食肉と混ぜて品質検査を欺いていたという。同社はマクドナルド以外にもケンタッキーフライドチキン(KFC)、パパ・ジョンズ・ピザ、サブウェイ、スターバックスといったファストフードチェーンに食肉を卸していたとされている。
マクドナルド側は、上海福喜食品への発注を中止。上海福喜食品の鶏肉を使ったチキンマックナゲットを販売していた店舗では取り扱いを停止した。同社は「チキンマックナゲットの2割が上海福喜食品から購入したもの。詳細は把握していないが、流通した可能性は否定できない。ただ、タイなどから輸入した鶏肉を使用するチキンマックナゲットに関しては販売を継続している」(IR担当)とする。[ KABDAS−EXPRESS ]
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