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Dow Jones Industrial Average 16,256.14 +10.27 +0.06% NASDAQ Composite Index 4,112.99 +33.23 +0.82% S&P 500 Index 1,851.96 +6.92 +0.38% Russell 2000 Index 1,144.24 +8.46 +0.75% PHLX Semiconductor Index 581.18 +7.27 +1.27% Gold - Electronic (COMEX)... 1,309.80 +0.70 +0.05%
8日の米株式相場は4営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前日比10ドル27セント(0.1%)高の1万6256ドル14セントで終えた。相場の下落が続いた反動で、短期的な戻りを期待する買いがやや優勢となった。
フェイスブックやグーグルといった直近まで値下がりが目立ったインターネット関連株の一角が上昇。相場下落が一服するとの安心感が広がり、幅広い銘柄に買いが入った。
ただ、これから始まる米主要企業の四半期決算の内容を見極めたいとして買いを見送るムードが強く、上値は重かった。ダウ平均は前日終値を下回って推移する場面も目立った。
ナスダック総合株価指数は同33.233ポイント(0.8%)高の4112.986で終えた。
業種別S&P500種株価指数では全10種のうち「公益事業」や「一般消費財・サービス」など7業種が上昇。一方、「ヘルスケア」や「電気通信サービス」などが下げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億5000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約21億5000万株だった。
中小企業向けのリース事業の開始を発表した電気自動車(EV)のテスラ・モーターズは大幅高。スポーツ用品のナイキや半導体のインテルも高い。
一方、製薬のイーライ・リリーが小幅安。提携先の武田薬品工業が開発した糖尿病治療薬を巡る訴訟に関連して、損害賠償の支払いによる損失が限られるとの見方から上げる場面もあったが、訴訟問題への警戒感が根強く上値を抑えた。金融のゴールドマン・サックスや航空機のボーイングが下落した。
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