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アコーディア・ゴルフは28日、保有するゴルフ場の約7割にあたる90カ所を売却すると正式発表した。実質的な売却先はシンガポールのファンドで、1117億円以上の資金を手にする。売却したゴルフ場はアコーディアが引き続き運営を受託し、利用者は今まで通りプレーできる。
6月の定時株主総会での議決を経て8月にも売却する。シンガポールで設定するファンドが最終的にゴルフ場を保有し、このファンドは同国で上場する予定だ。
同日会見した鎌田隆介社長は「収益面で成熟したゴルフ場を資産から切り離す。運営にこだわるビジネスモデルに転換し第二の創業に踏み切る」と話した。
アコーディアは同日、8月上旬をめどに450億円以上の自社株を、TOB(株式公開買い付け)で買い入れる方針も発表した。
買い付け価格は26日終値に比べ5%高い1400円。 (日経)
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