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Dow Jones Industrial Average 16,264.23 -4.76 -0.03%
NASDAQ Composite Index 4,151.23 -22.35 -0.54%
S&P 500 Index 1,849.04 -3.52 -0.19%
Russell 2000 Index 1,151.44 -4.05 -0.35%
PHLX Semiconductor Index 573.32 -4.52 -0.78%
Gold - Electronic (COMEX)... 1,291.60 -11.80 -0.91%
27日の米株式相場は続落した。ダウ工業株30種平均は前日比４ドル76セント（0.0％）安の１万6264ドル23セントで終えた。相場を動かす材料が少なく、動意が乏しかった。ＩＢＭなどＩＴ（情報技術）関連株の一角に利益確定目的の売りが出て、相場の重荷となった。
企業の四半期決算の発表を前に積極的な取引を手控えるムードが強かったといい、ダウ平均は前日終値近辺の小幅な範囲でもみ合った。
米経済指標は景気見通しを大きく変える内容ではないとの受け止めが多く、相場の反応は目立たなかった。2013年10〜12月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）確報値は改定値から上方修正されたが、市場予想は下回った。一方、週間の新規失業保険申請件数は前週比で減少した。
ナスダック総合株価指数は同22.347ポイント（0.5％）安の4151.232と２月10日以来、ほぼ１カ月半ぶりの安値で終えた。インターネット検索のグーグルなど時価総額の大きい銘柄の一角が下落し、指数を押し下げた。
業種別Ｓ＆Ｐ500種株価指数では全10種のうち「ＩＴ」や「金融」、「一般消費財・サービス」など７業種が下落。一方、「電気通信サービス」や「エネルギー」などが上昇した。
ニューヨーク証券取引所（ＮＹＳＥ）の売買高は約７億9000万株（速報値）、ナスダック市場（同）は約22億3000万株だった。
増配を発表した米ナスダック市場を運営するナスダックＯＭＸグループは売りに押された。銀行のシティグループは大幅に下落。自社株買いや配当を含む資本計画を米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が却下したのが嫌気された。前日にＮＹＳＥに新規上場したゲーム開発のキング・デジタル・エンターテインメントも下げた。
一方、バイオ製薬事業と医療機器事業の２つに分社化すると発表したバクスター・インターナショナルは大幅に上昇。石油のエクソンモービルや通信のベライゾン・コミュニケーションズも上げた。
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