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Dow Jones Industrial Average 16,040.56 -89.84 -0.56%
NASDAQ Composite Index 4,237.95 -34.83 -0.82%
S&P 500 Index 1,828.75 -12.01 -0.65%
Russell 2000 Index 1,149.07 -12.42 -1.07%
PHLX Semiconductor Index 560.02 -0.43 -0.08%
Gold - Electronic (COMEX)... 1,312.20 -8.20 -0.62%
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。終値は前日比89ドル84セント（0.6％）安の１万6040ドル56セント。米住宅関連の指標悪化や金融緩和の長期化への期待の後退が相場を押し下げた。
朝方発表の１月の住宅着工件数は年換算で前月の改定値に比べ16％減の88万戸となり、市場予想（95万戸程度）を大きく下回った。減少は２カ月連続で米住宅市場の先行き警戒感が高まった。寒波による景気下押し圧力の強さが改めて浮き彫りとなり、株式市場で買い手控えムードが強まった。
午後に米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が公表した１月開催分の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の議事要旨は、内容が新味に欠けると受け止められた。発表前に事実上のゼロ金利政策の長期化を期待する買いが優勢となり、ダウ平均が上昇する場面があっただけに、反動の売りが取引終了にかけて優勢となった。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は９営業日ぶりに反落し前日比34.829ポイント（0.8％）安の4237.954で終えた。前日に2000年７月以来の高値を付けており利益の確定を目的とする売りが出た
業種別Ｓ＆Ｐ500種株価指数（全10業種）は「金融」や「一般消費財・サービス」など８業種が下落。「電気通信サービス」と「エネルギー」が上げた。ニューヨーク証券取引所（ＮＹＳＥ）の売買高は約７億株（速報値）、ナスダック市場は約19億株（同）。
鉄鋼のＵＳスチールが大幅安。米商務省が韓国企業による鋼管のダンピング（不当廉売）は見つからなかったとして制裁を科さない方針を示したと伝わり、競合激化への懸念が高まった。米買収ファンドのカーライル・グループも売られた。四半期決算は大幅増益だったが好材料出尽くしで売られた。住宅関連指標の悪化からホームセンターのホーム・デポも下げた。
半面、半導体大手のアナログ・デバイセズは強気な業績見通しが好感され買われた。通信のベライゾン・コミュニケーションズや、石油のシェブロンも高い。
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