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Dow Jones Industrial Average 15,794.08 +165.55 +1.06% NASDAQ Composite Index 4,125.86 +68.74 +1.69% S&P 500 Index 1,797.02 +23.59 +1.33% Russell 2000 Index 1,116.55 +12.63 +1.14% PHLX Semiconductor Index 535.31 +8.64 +1.64% Gold - Electronic (COMEX)... 1,266.80 +9.60 +0.76%
7日の米株式相場は大幅に続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比165ドル55セント(1.1%)高の1万5794ドル08セントで終えた。1月の米雇用統計で失業率が小幅ながら低下。米労働市場の順調な回復基調が続くとして幅広い銘柄に買いが優勢になった。最近まで下落基調を強めていただけに、戻りを期待した買いも続いた。
朝方発表の1月の米雇用統計では、労働参加率が改善したなかで失業率が6.6%と前月から低下した。非農業部門の雇用者数の伸びは市場予想を大きく下回ったが、建設などでは増加。米景気の回復基調が改めて意識されると株式買いにつながった。 ダウ平均の週間の上げ幅は95.23ドルとなった。週間で上昇するのは3週ぶり。上昇幅は2013年12月23日の週以来、6週ぶりの大きさだった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は前日比68.739ポイント(1.7%)高の4125.861で終えた。 業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇した。「ヘルスケア」「資本財・サービス」の上げが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億6000万株(速報値)、ナスダック市場は約20億2000万株(同)だった。 アップルが上昇。ティム・クック最高経営責任者(CEO)が米ウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタビューに対し「1月の四半期決算発表から140億ドル(約1兆4200億円)の自社株を購入した」と述べた。株式需給が改善するとの期待につながった。 1月の既存店売上高が前年同月比で増えた衣料品のギャップが大幅上昇。四半期の業績が市場予想以上だったネット旅行販売のエクスペディアが急伸した。航空機のボーイングや製薬のメルク、スポーツ用品のナイキが上げた。 一方、飲料のコカ・コーラが下落。慎重な業績見通しを嫌気されたビジネス向け交流サイト(SNS)リンクトインが下げた。
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