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27日の取引時間終了後、ミドリムシの成分である「パラミロン」を使った新しい外用剤の開発が、東京都中小企業振興公社の「平成25年度連携イノベーション促進プログラム助成事業」に採択されたと発表した。助成額は今後2年間の開発費の3分の2にあたるおよそ2000万円で、製品の開発に弾みが付くとの見方から買いが入っている。 新しく開発する外用剤は、皮膚が長時間圧迫されることなどにより組織が壊死(えし)することを予防・改善する。寝たきりで皮膚が長時間圧迫されがちな高齢者などの需要を見込むという。同プログラムの助成対象となるのは2015年12月まで。会社側は「製品化の時期は現時点で未定」(広報担当者)と説明している。
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