[16667] 彩雲(あやも) 2018/10/27(土) 18:11
零戦の秘術
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トットさんのなんでも日記の2018/10/23 『零戦の秘術』再読はいつもながらに面白い記事です。
往時、何冊も出た加藤先生の本は殆ど購入して読みふけりましたが池尻さんの加藤先生のパイロットコンプレックス説を聞いてからどうも没入できなくなりました。
特にひねり込みは自分の中では完全に未消化です。
左フットバーを踏んで、左に滑らし、敵の弾丸を自分の右にはずす。これまではなるほどと思っていましたが、これは不思議・・・・。
私のイメージでは、フットバーで敵の射弾を右に交わすなら、後方を良く注意して、敵の銃口が火を吹くや否や右いっぱいにフットバーを踏み、操縦桿は左に倒して進行方向左にスライドさせる。
故に敵射弾は機体右を通過する。敵は機首方向を進行方向と思って機首前方を見越し射撃するが、発射してから着弾まで時間があるのでその間に左右のどちらかにスライドさせれば命中しない。
左でも右でも大きな違いは無いが、操縦桿は右手で持ち左手でスロットルを持つので圧縮方向の方向が疲れにくいので左へ旋回して逃げていただけで、スピットフィアの逆回転プロペラに坂井三郎氏を乗せても左に逃げたと私は思っていますが、左旋回中も回避操作で踏んでいたのは右フットバーではなかろうかと・・・・
加藤先生はご自分で飛ばなかったので、まんまと坂井三郎氏にだまされたという仮説は如何でしょうか?
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[16668] 坂川典正 [URL] 2018/10/27(土) 18:47
Re:零戦の秘術
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敵の射弾を右下にかわす・・・ためには、左上に逃げてることが必要です。このためには、左に急激にロールし、かつエレベータを更に引く必要がありますよね。左斜め引き起こしのイメージだと思います。ゼロ戦は最高速度付近でロール性能が極端に低下すると聞いてますから、左ラダーで滑らせて上反角効果による左ロールを誘起させて、左フルエルロンの効果を増強するとともに、左に首を振ることで右回転ペラのジャイロ効果で機首上げを起こし、左方向へのボディ・リフトも加えて瞬間的に左斜め上に移動したのではないかと考えてます。これ以降は・・・メールをくださいませんか?
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[16669] 彩雲(あやも) 2018/10/27(土) 21:21
Re:零戦の秘術
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なるほど読み返してみると、翼の右下を弾丸が通り抜けていますね。速度も200ノット越え、高速では急速に運動性能が落ちると聞いていますがまさにその状態。照準見越し角度はここでは機首の向きとは無関係ですね。とすれば坂川さんの読み取られたとおりですね。いろいろな空戦の話が交錯して回避の主役が滑りと理解していました。これ以降はメールにて。
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