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No.16740 への▼返信フォームです。



[16740]   omegaboo      2020/11/07(土) 11:54
 Rest in peace.
 


.jpg / 174.0KB

このケースはパイロットがとても気の毒な気がします。
https://youtu.be/mf3xhjXl454
直接の事故原因は速度低下によるストールですが、混雑したトラフィック状況でこれだけATCによるストレスがかかると誰にでもミスに陥る可能性があるのではないでしょうか。
全ては旋回中、微妙な方位にいる時に出たHeading 30の指示からの混乱がカタストロフへの入口だっように思います。
シーラス社のSR20はCAPS(パラシュート)がオプションで装備出来ることで有名ですが、それは高性能な翼を採用した代償としてヨー方向に不安定で回復不能なスピンに入りやすいという特性があり、CAPSはその万一の備えといった側面もあるようです。セスナ172だとまた結果は違ったかもしれません。

R.I.P
 
[16741]   坂川典正 [URL]      2020/11/10(火) 09:01
 Re:Rest in peace.
 


 omegabooさん、こんにちは! ユーチューブ画像をナナメに見せてもらった感じでは、おおよそ無理な管制官の指示の連続で・・・こんな指示が続いたら、集中力が切れて墜落するのも無理はないなぁ・・・と私も同感・・・

 もともとジェット737定期便がたて込んでいる米国の空港に(アプローチ速度が違い過ぎる)小型機が割り込んで降りようというのが無理なうえに、定期便とは違うクロスした別の滑走路に下ろそうにも、その時の風向・風速に無理がある(ほぼ真横というかテールウインド気味の15ノット!・・・小型機の限界近い横風成分!)ことを管制官も考えなかったみたいで・・・・高度処理が出来ず何度もゴーアラウンド!!・・・お気の毒というか、やっぱりねぇ・・・事故になるのも当然なんでしょうね。

  念のためメーカーのサイトでチェックしたところ・・・翼端失速させないためねじり下げも入れていてスピンに入らないことは米穀航空局のお墨付き・・・と、うたい文句が並んでますが???・・・

 とはいえパワーオンで失速すれば、スピンしないよう努力してても(どんな機体でも)キリモミに入ってしまうのが常だから・・・まぁ、仕方ないですかねぇ・・・という訳で・・・ひたすら・・・ご冥福をお祈りいたします! 


 
[16742]   omegaboo      2020/11/12(木) 07:28
 Re:Rest in peace.
 


坂川さん、おはようございます。
確かにメーカーサイトにはNASA開発によるFAA公認の翼端失速の起こりにくい翼を採用とありますね。先のコメントは全面的に訂正してお詫びいたします。
翼弦長が短く、アスペクト比が小さい翼はどうも失速しやすいイメージが先行して、何処かで見たCAPSのウンチクを鵜呑みにしてしまいました。
メーカーによれば万一失速に陥りそうな場合でも安全装置としてオーパイが積極的に関与して(強い⁈オーバーライド操作がなければ)そもそも失速をさせないという最新のアビオニクスが搭載されているそうで…。
それでも実際にはストールと見られる当機の事故がいくつか見られるのは悲しいことです。
今朝ほど彼国が有人巨大ドローン(空飛ぶタクシー)の実用化に向けて本格的な試験を国を挙げて始めると伝えるニュースを聞き、いつか起こるであろうカタストロフに不安を覚えつつ、人間の知恵とは何なのだろうと思う今日この頃であります。

 
[16743]   坂川典正 [URL]      2020/11/13(金) 09:26
 Re:Rest in peace.
 


> 翼弦長が短く、アスペクト比が小さい翼はどうも失速しやすいイメージが先行して、何処かで見たCAPSのウンチクを鵜呑みにしてしまいました。

 英字版Wikによると、2011年のレポートで100万時間当たりの死亡事故率は1.6で、セスナ172の0.45の4倍だったことが書いてありますから、高性能な機体にありがちな『不馴れ』は否めませんね。2013年で、1.01へ低下、2014年に0.42とCAPSの効果が出たようですけどねぇ・・・

> それでも実際にはストールと見られる当機の事故がいくつか見られるのは悲しいことです。

 低空時の失速にはCAPSも効かないということなんでしょうね・・・つまり・・・ゴーアラウンドする時はフルパワー&フラップ・フルダウン、低空低速ですから、特にエレベータトリムUP方向に取っていると、急激なピッチアップ・・・ボールが右に飛んで・・・左にスピン!!!・・・というのが一番危ないシナリオです。

> 今朝ほど彼国が有人巨大ドローン(空飛ぶタクシー)の実用化に向けて本格的な試験を国を挙げて始めると伝えるニュースを聞き、いつか起こるであろうカタストロフに不安を覚えつつ、人間の知恵とは何なのだろうと思う今日この頃であります。

 残念ながら、航続時間が短いeVTOLは、一番大切な精神的余裕がありません。『低空低速&密集』という『危うい場所』から、『とりあえず逃げ出す』ことが出来ません。

 ということで・・・当分乗りたくないのは変わらないのでしょうね。





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