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No.17004 への
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です。
[17004] omegaboo
2025/12/08(月) 13:46
腰痛持ちの「GOLF+」考察
フラシム以外の趣味のことを書きたくなったので長文ですがお付き合い頂けると幸いです。
私事で恐縮ですが、椎間板ヘルニアの手術を一度ならず繰り返すと流石にどんなにゴルフが好きでも実際のプレイは断念せざるを得なくなりました。
それから20年余り…時代は変わりVR(Virtual Reality)が身近な存在となって仮想世界の中で実際に体を動かしてゴルフが出来る時代がやって来ました。
https://www.meta.com/experiences/app/2412327085529357/?utm_source=oculus&utm_medium=share&hwsh=jsCA4LsxvZ
このVRゴルフアプリの精度は大したもので、いい加減なスイングだとダフリ、トップ、シャンクはもちろん、実際の自分の癖による持ち玉(フェードやドロー)も再現されます。
傾斜による体重心の変化やライによる抵抗感の違い、クラブの慣性等が実際と違って「ない」ので本来よりずっと易しくなるはずですが、ラウンドしてみると昔の自分のゴルフスコアとそっくりな結果に…。(笑)
しかし暫く続けてみると前述したような物理的抵抗が「ない」…とはいえ、やはり「腰を捻る」という所作は腰痛を悪化させる以外の何者でもなく、実際、腰に傷を持つ我身はその通りになりました。
しかし諦めの悪い私は「腰を捻らず」に何とかまともに打つことが出来ないかと考えました。
結論からいうと骨盤はスイングの後半で回しますが、ウエストはほとんど捻らない打ち方を見つけました。
但し両手を使うとウエストを捻らずにバックスイングすることは不可能ですので右手だけを使う打ち方になります。
先ず一番腰に負担のかかりそうな右への捻転を一切避けて、右腕だけで実際のスイングの軌跡をトレース出来ないか試してみました。
そしてバックスイングからトップまでは右腕だけでも意外に簡単に再現出来ることが分かりました。
ゴルフをされている方なら分かると思いますが、実際においても飛球方向の反対側にヘッドを真っ直ぐ低く引きながら出来るだけ大きなアークをとるのが所謂『懐をつくる』という所作になり良いバックスイングとされています。
やってみると左腕の動きの制約から解放されるので肩が回らなくても気持ちの良いくらい大きなアークでバックスイングする事が出来ます。
トップでは実際と同様に右手は所謂「出前持ち」の形になります。
問題はドップからインパクトまでのダウンスイングの途中『タメの開放』という所作でコレが少々厄介です。
実際のスイングでは右から左への軸足移動と共に捻転によるエネルギーを一気に解放(捻りを元に戻す)しつつ後からダウンスイングが追いついてくるイメージで手首のコックはまだ解かないまま右肘を真下に降ろしていきます。
しかし腰の捻転がない場合、ダウンスイングをそのままトレースしようとすると右肘を下に降ろすだけでなく前方に突き出すような無理な動作が必要になります。この時、肘はもとより右肩にも相当な負担がかかる事になります。
実際のスイングでは右肘が脇腹に当たって右下腕が地面に水平になる頃から手首のアンコックが始まってインパクトの瞬間で右肩から親指先までがまっすぐに伸びるイメージで「インパクト」となりますが、これはVRでも同様です。
右腕だけを使って実際のスイングをトレースするにはここから先はどうしても腰を回していかなくてはなりません。
実際でもインパクト後は出来るだけ飛球方向に向かってフォローを長くとる事が大切です。(右手を前に押し出すイメージ)
単に右手首を返すだけでは方向性が安定せずトップや極端なフック(引っ掛け)が発生します。実際のゴルフでもたぶん同じようなことになると思います。
試行錯誤の結果、「左手を左腰に添えて」右腕だけのアドレスから腰を捻らずにトップを作り、そこからフォローに向けて振り抜くのが飛距離は多少落ちるものの現時点では方向性をとりやすい方法だということが分かりました。
左手を腰に添えながらスイングするとインパクト後に腰が左にスライド(スウェー)することを防せぎ、右腰が自然と前に出てお臍が前を向きます。結果として大きなフォローとなり方向性が安定すると同時に腰への負担を軽減します。
(スウェーの状態で腰を回すと腰から上の捻りを生じてしまいます。)
フィニッシュでは右腕は大体顔の正面くらいにきます。本来は捻転による肩の回転があるので左肩はもっと後ろに引かれて腕も顔の左側に来るはずですが、そもそも腰の捻転をしていないためそうはならず、その点でゴルフ経験者ほど違和感があると思います。
体重移動は実際と同じです。
ダウンスイングの開始前に体重移動を始めます。イメージとしてトップで右足重心の時に左足踵が少し浮いて体重移動の時にその踵を地面につける感じです。
その時両脛が一瞬沈み込んでから左足は伸びて右足で地面を蹴っています。
後半に「腰を回す」必要はありますが、バックスイングの時の右足(腰)固定のまま腰から上を「捻る」のとは違い、身体全体での左回転になるので腰への負担は少なくて済みます。
予め左のつま先を外に開いておくのも腰への負担を減らすコツです。
しかしそれでもペブルビーチやセントアンドリュースのような実在するチャンピオンコースをフルラウンドすると腰の他、特に右肩に負担が生じます。
主因は先述の無理な右肘の使い方だと思いますが、ボタンを押すだけで次の打点に素早く移動出来るため打つテンポが速くなる事にも一因がありそうです。
その対策として各ショットの間隔にはゆったりと時間をかける他に、肩周りの筋肉と股関節及び足の大腿の裏側の筋肉のストレッチに「毎朝」取組むことにしました。
実はこれ、整形外科クリニックで教わった腰痛緩和のために行うリハビリが元になっていて、特に肩の筋肉が柔軟になると想像以上に普段の立ち姿勢が良くなり腰への負担が軽減されます。
合わせて足の指を曲げたり広げたりする運動を10回ほど追加すると電車やバスの中でも吊り革を持たずに立ってられるほどに下半身が安定するようになりました。
[17005] omegaboo
2025/12/08(月) 13:51
続:腰痛持ちの「GOLF+」考察
アプリは4人までのマルチプレイが可能なので出来れば実際のラウンドと同じように相手のプレイを見たり、話(音声チャットが出来ます)をしながらゆっくりラウンド出来れば腰にも優しく楽しいプレイ出来ると思うのですが、今のところVRに興味があってVRゴーグルまで買ってやろうと思う身近なゴルファーに巡り合いません。
最近はパー3が続く「Butler Pitch & Putt」や「The Hay」のような実在する9ホールのショートコースを回るようにしています。
ショートアイアンとパターだけなのでフルショットは殆どしなくて良く「腰と肩への負担」を減らして楽しむことが出来ます。
ところで実際に隻腕のゴルファーは存在するのでしょうか?
カナダのPGAツアーではローラン・ハーツバイツや日本の小山田雅人プロ、山手勝プロの名が知られています。
ただ何れも義手を使いながら左腕リードでスイングするタイプで当たり前ですが腰や肩も含めて体全体をしっかり使うアスリートです。
身体の捻転もなく右腕だけでスイングするのは現実ではあり得ない話かもしれません。
しかしながら、私のように身体の故障によりゴルフを諦めた人間や高齢により足腰が弱ってきた人達にはこのVRアプリはイマーシブであり福音です。
折角の「21世紀の文明の利器」ですから、せいぜい活用する事にしましょう。
No.17004 への引用返信フォームです。
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> フラシム以外の趣味のことを書きたくなったので長文ですがお付き合い頂けると幸いです。 > > 私事で恐縮ですが、椎間板ヘルニアの手術を一度ならず繰り返すと流石にどんなにゴルフが好きでも実際のプレイは断念せざるを得なくなりました。 > > それから20年余り…時代は変わりVR(Virtual Reality)が身近な存在となって仮想世界の中で実際に体を動かしてゴルフが出来る時代がやって来ました。 >
https://www.meta.com/experiences/app/2412327085529357/?utm_source=oculus&utm_medium=share&hwsh=jsCA4LsxvZ
> > このVRゴルフアプリの精度は大したもので、いい加減なスイングだとダフリ、トップ、シャンクはもちろん、実際の自分の癖による持ち玉(フェードやドロー)も再現されます。 > 傾斜による体重心の変化やライによる抵抗感の違い、クラブの慣性等が実際と違って「ない」ので本来よりずっと易しくなるはずですが、ラウンドしてみると昔の自分のゴルフスコアとそっくりな結果に…。(笑) > しかし暫く続けてみると前述したような物理的抵抗が「ない」…とはいえ、やはり「腰を捻る」という所作は腰痛を悪化させる以外の何者でもなく、実際、腰に傷を持つ我身はその通りになりました。 > > しかし諦めの悪い私は「腰を捻らず」に何とかまともに打つことが出来ないかと考えました。 > 結論からいうと骨盤はスイングの後半で回しますが、ウエストはほとんど捻らない打ち方を見つけました。 > 但し両手を使うとウエストを捻らずにバックスイングすることは不可能ですので右手だけを使う打ち方になります。 > > 先ず一番腰に負担のかかりそうな右への捻転を一切避けて、右腕だけで実際のスイングの軌跡をトレース出来ないか試してみました。 > そしてバックスイングからトップまでは右腕だけでも意外に簡単に再現出来ることが分かりました。 > ゴルフをされている方なら分かると思いますが、実際においても飛球方向の反対側にヘッドを真っ直ぐ低く引きながら出来るだけ大きなアークをとるのが所謂『懐をつくる』という所作になり良いバックスイングとされています。 > やってみると左腕の動きの制約から解放されるので肩が回らなくても気持ちの良いくらい大きなアークでバックスイングする事が出来ます。 > > トップでは実際と同様に右手は所謂「出前持ち」の形になります。 > 問題はドップからインパクトまでのダウンスイングの途中『タメの開放』という所作でコレが少々厄介です。 > 実際のスイングでは右から左への軸足移動と共に捻転によるエネルギーを一気に解放(捻りを元に戻す)しつつ後からダウンスイングが追いついてくるイメージで手首のコックはまだ解かないまま右肘を真下に降ろしていきます。 > しかし腰の捻転がない場合、ダウンスイングをそのままトレースしようとすると右肘を下に降ろすだけでなく前方に突き出すような無理な動作が必要になります。この時、肘はもとより右肩にも相当な負担がかかる事になります。 > 実際のスイングでは右肘が脇腹に当たって右下腕が地面に水平になる頃から手首のアンコックが始まってインパクトの瞬間で右肩から親指先までがまっすぐに伸びるイメージで「インパクト」となりますが、これはVRでも同様です。 > > 右腕だけを使って実際のスイングをトレースするにはここから先はどうしても腰を回していかなくてはなりません。 > 実際でもインパクト後は出来るだけ飛球方向に向かってフォローを長くとる事が大切です。(右手を前に押し出すイメージ) > 単に右手首を返すだけでは方向性が安定せずトップや極端なフック(引っ掛け)が発生します。実際のゴルフでもたぶん同じようなことになると思います。 > > 試行錯誤の結果、「左手を左腰に添えて」右腕だけのアドレスから腰を捻らずにトップを作り、そこからフォローに向けて振り抜くのが飛距離は多少落ちるものの現時点では方向性をとりやすい方法だということが分かりました。 > 左手を腰に添えながらスイングするとインパクト後に腰が左にスライド(スウェー)することを防せぎ、右腰が自然と前に出てお臍が前を向きます。結果として大きなフォローとなり方向性が安定すると同時に腰への負担を軽減します。 > (スウェーの状態で腰を回すと腰から上の捻りを生じてしまいます。) > > フィニッシュでは右腕は大体顔の正面くらいにきます。本来は捻転による肩の回転があるので左肩はもっと後ろに引かれて腕も顔の左側に来るはずですが、そもそも腰の捻転をしていないためそうはならず、その点でゴルフ経験者ほど違和感があると思います。 > 体重移動は実際と同じです。 > ダウンスイングの開始前に体重移動を始めます。イメージとしてトップで右足重心の時に左足踵が少し浮いて体重移動の時にその踵を地面につける感じです。 > その時両脛が一瞬沈み込んでから左足は伸びて右足で地面を蹴っています。 > > 後半に「腰を回す」必要はありますが、バックスイングの時の右足(腰)固定のまま腰から上を「捻る」のとは違い、身体全体での左回転になるので腰への負担は少なくて済みます。 > 予め左のつま先を外に開いておくのも腰への負担を減らすコツです。 > しかしそれでもペブルビーチやセントアンドリュースのような実在するチャンピオンコースをフルラウンドすると腰の他、特に右肩に負担が生じます。 > 主因は先述の無理な右肘の使い方だと思いますが、ボタンを押すだけで次の打点に素早く移動出来るため打つテンポが速くなる事にも一因がありそうです。 > > その対策として各ショットの間隔にはゆったりと時間をかける他に、肩周りの筋肉と股関節及び足の大腿の裏側の筋肉のストレッチに「毎朝」取組むことにしました。 > 実はこれ、整形外科クリニックで教わった腰痛緩和のために行うリハビリが元になっていて、特に肩の筋肉が柔軟になると想像以上に普段の立ち姿勢が良くなり腰への負担が軽減されます。 > 合わせて足の指を曲げたり広げたりする運動を10回ほど追加すると電車やバスの中でも吊り革を持たずに立ってられるほどに下半身が安定するようになりました。
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