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No.16633 への▼返信フォームです。



[16633]   omegaboo      2018/08/11(土) 22:54
 空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


facebookのとある投稿が興味深いフライトだったので以下にリンク貼ります。
https://youtu.be/8fF-AcKLNk8
このJA3748は一時期福井空港を拠点に飛んでいた機体なので彩雲さんには馴染みのある飛行機かも。因みにパイロットは元イーグルドライバーとのこと。
同氏(空飛ぶたぬき氏)によるセスナ操縦方法解説動画もありました。

https://youtu.be/tJMm0Ed97VU
https://youtu.be/va9MkiJ59t0
https://youtu.be/umwJMV5-Asg
https://youtu.be/i-x6MFWiuuQ
イー・フライトアカデミーと空飛ぶたぬきさんのチャンネルなかなか面白そうです。
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[16634]   坂川典正 [URL]      2018/08/12(日) 20:15
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


> facebookのとある投稿が興味深いフライトだったので以下にリンク貼ります。
> イー・フライトアカデミーと空飛ぶたぬきさんのチャンネルなかなか面白そうです。

Booさま、ご無沙汰してます! さて、動画を早速拝見させていただきました。なんと言ってもバックがリアル名古屋空港!・・・我がホームベースだったので興奮しました。貴重な情報を有難うございます。このところ当方も、久しぶりに真面目に濃尾平野をバーチャル飛行しています。操縦桿もメタル製で、舵圧も重いタイプを復活させたので、より現実感があります。ゲームポート⇒USB変換器も快調に動作してくれております!


 
[16635]   omegaboo      2018/08/14(火) 05:46
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


坂川さん、いらっしゃいませ。私もいつの間にか4人の孫持ちとなり、昼間は帰って来た孫の相手でご返事が遅れて失礼致しました。
前に坂川さんからお聞きしたセスナ機のmodelによる特性の違いのお話、旋回時のLoad Factorのお話から、今回の動画はとても面白いと思ってリンク貼ってみました。
確か水平旋回30度までは1.2倍程度が60度では2倍、70度で3倍、80度で6倍とかという話だったと思います。
Limitted Load Factorといえばあまり良い事例ではないですが先日シアトルでとんでもない事件があったようでボンQ400が縦旋回をする動画がアップされてました。
https://youtu.be/LeYVtVg6aGs
最終的にはストールか恐らく空中損壊で堕ちていますが、乗客なしとはいえ何回かは耐えているので一体設計者はどれ位の対荷重倍数を想定して設計されているのかと思ってしまいます。


 
[16636]   坂川典正 [URL]      2018/08/14(火) 15:32
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


>乗客なしとはいえ何回かは耐えているので一体設計者はどれ位の対荷重倍数を想定して設計されているのかと思ってしまいます。
>
 Booさま、お暑うございます。セスナあたりだと、軽い重量の時なら実用U類;最大荷重4.4Gまで飛べますが、実際にはそんなにGをかけないで飛んでいるはずですね。バンクを瞬間的に90度とっても、バックプレッシャをかけなければ、高度が落ちる(頭が地面方向に向く)だけで、Gはかかりませんからね。その前に、そっと予めノーズアップしておいて、派手に見せることで逃げてます。

 Q400は輸送T類;最大荷重2.5Gですが、乗客無しなら飛行重量20トンくらいでしょうから、28÷20×2.5=3.5Gくらいまでは(バレルロールくらいなら)平気でしょうね。でも、ループだと速度にもよりますが、あのクラスなら最低でも4Gかかりますから、安全率(余裕)の1.5倍の中で飛んでいるのでしょうか?・・・3.5×1.5=5.25Gですから・・・でも、3秒しか保証はされてませんし、某社で実際に破壊試験の光景を見た方のオハナシでは、オッソロシイくらいに翼端がせりあがり、その後、一瞬で主翼が折れたそうです。想像するだに怖い光景ですなぁ!


 
[16637]   彩雲(あやも)      2018/08/15(水) 19:39
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


店主様 さかがわさん お暑うございます。

くだんのセスナのNFでの持ち主は近所の小さなヘリの使用事業の社長のお父様で私めにセスナの上手な失速法?を伝授して下さった方です。

172はVSになっても姿勢は殆ど変えずに高度を失うだけです。試験官を横にしたときにはプーとなったら操縦桿を押せと教える教官もいます。 172でも玉を滑らさぬようにラダーを踏んでしかも昇降計を0に保持して失速させるとがっくり頭を落とします。 彼はシンプルに、高度変えずに滑らさないで失速させてみな!というアドバイスをくれました。

その頃は池尻さんもTBM700を愛機にNFがBaseでした。私は池尻さんに戦闘機のように垂直旋回したいと言いました。

いわく、高度を保たなければ何の問題もないよ、好きなだけバンクしてみなさいよ。 これもまた正解で思い通りの飛行を不安なしに出来る様になりました。

もうあれから四半世紀、飛行機って人よりも長持ちするって事でしょうかね〜

店主様、たぬきさんのレッスンで気になったのは速度ですかね〜

ファイナルは70は欲しいかな。速度計を見て自在にコントロール出来るのはライセンスのある人でしょう。

そういえば話題のQ400、さかがわさん その昔のブラジルご出張はこれと関係があったのでしょうか?





 
[16638]   坂川典正 [URL]      2018/08/15(水) 21:25
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


彩雲さん、お久しぶりです。色々思い出しますね。

> 172はVSになっても姿勢は殆ど変えずに高度を失うだけです。

 その昔、兄と一緒に飛んでいて、172をストールさせようとしたら、姿勢が変わらず、ただ上昇率がマイナス?千ft/minになるだけ!・・・という経験を私もしてます。その時は失速回復させようとしてフルパワーにしても、全然変化せず驚きました。バックプレッシャーを緩めたとたんに失速状態からリカバリーして、二度ビックリ!

 このあたりはPA-28チェロキーとはまるで違うし、同じセスナでも150だとかなり《普通》のイメージです。しかしC150はフラップ使用時にターニングストールを試みると、失速寸前に簡単にボールが飛んで、スピンの初動に入ります。それも怖いですけどね。チェロキーはこの点は安全で、スピンに入りにくいように矩形翼なのにねじり下げが付いてます。

> 172でも玉を滑らさぬようにラダーを踏んでしかも昇降計を0に保持して失速させるとがっくり頭を落とします。

要するに、部分失速の速度範囲がC172が広いということなんでしょうね。そこをゆっくりと通過すると、どんどん高度ロス⇒『高度エネルギーの速度エネルギーへの転換』効果でフルストールにならないまま『ぐずぐず』することになるのでしょう。


> そういえば話題のQ400、さかがわさん その昔のブラジルご出張はこれと関係があったのでしょうか?
>
いえいえ、私はエンブラエル(170・190)で、それも一週間、契約ネゴの支援に行ってただけで・・・ちなみにQ400はカナダのボンバルディア社の製品です。



 
[16639]   彩雲(あやも)      2018/08/16(木) 06:05
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


さかがわさん早速ありがとうございます。
トットさん日記のおかげでこっちはご無沙汰感は
無いのでありますが。


>  このあたりはPA-28チェロキーとはまるで違うし、同じセスナでも150だとかなり《普通》のイメージです。しかしC150はフラップ使用時にターニングストールを試みると、失速寸前に簡単にボールが飛んで、スピンの初動に入ります。それも怖いですけどね。

さすがさかがわさん いろいろ実験やってますね〜

家の時計を勝手に分解して組み立ててもネジが2本余ったってことないですか?

> 要するに、部分失速の速度範囲がC172が広いということなんでしょうね。そこをゆっくりと通過すると、どんどん高度ロス⇒『高度エネルギーの速度エネルギーへの転換』効果でフルストールにならないまま『ぐずぐず』することになるのでしょう。

なるほどそうだったのですね。セスナ150のほうがマニューバが緩慢なのですが、172のほうが失速について安全そうです。
これはきっと設計者の意図していない部分なのでしょうか?


> いえいえ、私はエンブラエル(170・190)で、それも一週間、契約ネゴの支援に行ってただけで・・・ちなみにQ400はカナダのボンバルディア社の製品です。

ピレッリのタイヤをブラジルが造っているように、ワーゲンビートルをブラジルで作り続けたように、エンブエルをボンバルディアの一部と思っておりました。 大変に失礼いたしました。  ずっと確かめもしなかった自分が怖い・・・





 
[16640]   omegaboo      2018/08/16(木) 11:02
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


坂川さん、彩雲さん、またお二人の飛行機のお話を聞けて嬉しいです。
JA3748の2回目の飛行もアップされていました。
https://youtu.be/1FYgGx8pbb0
1回目より控えめ。お二人の解説の後であらためて観ると確かに殆どがシャンデルやレイジーエイトですね。
セスナによる曲技飛行を今まで聞いたことがなかったのでN類とばかり思っていました。実際はU類になるのでしょうか。
お二人のお話をお聞きしても尚、最初の動画の2分過ぎからの360は実際F-15の機動と重なって見えてしまいます。


 
[16641]   彩雲(あやも)      2018/08/16(木) 13:10
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


店主様、金沢も先ほどから流行の線状降水帯に入ったようです。

何のこと無いそこに等圧線の曲がり角が出来て風が寄って来て雨を降らせているに過ぎないのでしょうが、新しい言葉が出来ると別の現象のようです。

> セスナによる曲技飛行を今まで聞いたことがなかったのでN類とばかり思っていました。実際はU類になるのでしょうか。

説明書のウエイトアンドバランスには確かU類運用のエンベロープ(範囲)が記されていたような・・・・・

1人乗りで燃料半分とか・・・これは実技試験オーラルで問われますので準備して下さい。







 
[16642]   坂川典正 [URL]      2018/08/16(木) 15:31
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


Booさま、彩雲さんの解説どおりだと思います。しかし・・・

> お二人のお話をお聞きしても尚、最初の動画の2分35秒から55秒までの360は実際F-15の機動と重なって見えてしまいます。
>
このあたりは、確かに水平飛行を維持しているように見えますので、あくまでも推測ですが、4ポイントロール時と同様に、ラダーを使って滑らせることで胴体のリフトも稼いでいるように思われます。お客さんに向かう時だけ90度バンク・・・その他は70度バンク・・・とかも併用しているのかもしれません。


 
[16643]   omegaboo      2018/08/19(日) 22:25
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


FSで飛んでみました。機種はCarenado C182です。
緩降下で150kntまで増速してから高度300feetで左に360度旋回開始。バンクを垂直に近いところまで持っていこうとするのですが実際に姿勢儀をみてると右ラダーを当ててなんとか高度を維持しようとしてもせいぜい70度くらいで、それ以上はバックプレッシャーをかけると速度が急激に落ちながら機首が下に向く感じであっという間に150feet 近くまで落ちました。高度を維持しようと思うと自然と60度くらいに戻っていてShift+Zで左上に表示させているgは最大でも2g程度。
坂川さんのおっしゃる通り観客に見える瞬間だけ一瞬だけ深いバンクをとって実際は60〜70度くらいでラダーを当てながら2〜3gの範囲で水平旋回をしているのではないかと思います。
しかし、FSだからトライできますが実際にたぬきさんのやってる高度でやるのはかなり慣れてないとリスクが高いように感じました。



 
[16644]   omegaboo      2018/08/20(月) 05:12
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


坂川さん失礼しました。今、坂川さんのブログ拝見しました。
全く同じような結果でした。FSと実機では限界近くの挙動は多分違うのでしょうが、バンク60度というのがやはりU類の一般的限界なのでしょうね。
セスナで右旋回はやらなかったのですが、なるほどプロペラのジャイロ効果で左右旋回には大きな違いがありますね。特にRise of Flightの単発戦闘機では液冷エンジンでも挙動の違いが顕著でした。
JA3798は172Mという型番ですがWikiにモデル別の詳細な解説がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%8A_172

C172Mとたぬきさん
https://youtu.be/qPk8Ev9MNKc

坂川さん、彩雲さんとお話ししているといろいろ勉強になって楽しいです。


 
[16645]   坂川典正 [URL]      2018/08/20(月) 15:08
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


Booさま、偶然ながら同じようなシミュレーションを実施していたわけですね(笑)。

> 全く同じような結果でした。FSと実機では限界近くの挙動は多分違うのでしょうが、バンク60度というのがやはりU類の一般的限界なのでしょうね。

ノーフラップ・クリーン状態の失速速度が約50ノットだとすると、4Gターンで失速速度は約100ノットで、誘導抵抗は16倍!(3Gだと約90ノット、9倍)・・・文字通り空気にめり込む感じで、あっという間に減速して、高度を失いますから、たとえ135ノットで運動を開始しても360度連続ターンは難しいわけです。その意味ではたぬきさんの腕前に脱帽! 上手にGコントロールされてますなぁ!


 
[16646]   彩雲(あやも)      2018/08/21(火) 07:03
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


横から失礼いたします。

> ノーフラップ・クリーン状態の失速速度が約50ノットだとすると、4Gターンで失速速度は約100ノットで、誘導抵抗は16倍!

2Gターンだと バンク60度 COS60°で翼面積は半分
故に機体を支える揚力も半分に減少=失速速度は水平時の2倍?

おかしいな〜と思っておりましたが・・・・




 
[16647]   彩雲(あやも)      2018/08/21(火) 07:26
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


> 2Gターンだと バンク60度 COS60°で翼面積は半分
> 故に機体を支える揚力も半分に減少=失速速度は水平時の2倍?

半分になるのは長さだけなので、面積は半分にはなりませんね?

バンク60°は面積が半分なので機体を支える力が2倍必要、故に2G大変ターンと思っておりましたが、大変な思い違いをしてましたようで・・・





 
[16648]   彩雲(あやも)      2018/08/21(火) 07:42
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


速度が倍になると揚力も倍じゃあないってことでしたよね?

簡単な解説をお願いできますでしょうか。


 
[16649]   坂川典正 [URL]      2018/08/21(火) 14:15
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


> 速度が倍になると揚力も倍じゃあないってことでしたよね?
>
> 簡単な解説をお願いできますでしょうか。

彩雲さん、ちょっと早朝から病院に行ってまして、返事が遅くなりました。要するに 揚力(重力方向)=動圧×揚力係数×翼面積×COS(バンク角)ですから、動圧が速度の二乗に比例することから、速度が2倍になれば動圧は4倍になります。逆に、2倍の揚力が必要なら、揚力係数を2倍にするか、速度をルート2倍=1.732倍にすればよいのですが、最大揚力係数=失速時揚力係数には(例えば係数で1.6とか、迎角で16度とか・・・)限りがありますから、失速を避けるためには速度を上げなくてはならないよ・・・というのが理屈です。もちろんこれは高度一定(大気密度一定)の場合です。IASなら高度によらず同一失速速度になりますが・・・

ちなみに動圧=0.5×大気密度×(速度の二乗)
    揚力係数≒揚力傾斜×迎え角(ただし失速角まで)

揚力とか抗力なんかは、動圧に比例する(速度の二乗に比例する)と覚えてもらえば良いです。速度を守ることが重要なのは、この二乗で効果が出てくるからなんです。例えばアプローチ速度を失速速度の1.3倍にするのは、1.3×1.3=1.69つまり失速に対して約7割のエネルギー余裕を持てば安全に降りられるし、バルーニングも避けやすいと考えているのです。だから51ノット失速なら66ノットでアプローチするのがスタンダード・・・というわけ。メーターで見難いなら切り上げて70ノット(更に1割の安全率向上)が良いかも。



 
[16650]   坂川典正 [URL]      2018/08/21(火) 18:40
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


ごめんなさい・・・自己レスです。あらためて見ていたらルート2=1.414でしたね。(1.732はルート3でした)失礼しました!

 ですからC172では・・・2Gターン(60度バンク)だと失速速度は51×1.414=72ノット 3Gターン(70度バンク)では88ノット 4Gターン(75度バンク)で51×2=102ノットで失速するということになります。5度のバンク誤差が命取りになるから低空飛行は怖いです。

 その昔『華麗なるヒコーキ野郎』(原題:グレート・ギャツビーだったかな?)という映画で『旋回するときは頭を下げろよ!』(そうしないと失速して墜落するぞ!)というセリフがでてきたことを今思い出しております。パワーの無い飛行機の離陸直後は旋回すると事故に直結するというのは、今でも変わりませんが・・・
 


 
 


 
[16651]   坂川典正 [URL]      2018/08/24(金) 21:07
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


> 速度が倍になると揚力も倍じゃあないってことでしたよね?
>
> 簡単な解説をお願いできますでしょうか。

彩雲さん、言葉で説明するのが難しそうなので、私のHPに解説を付けました。でも・・・もっと分かりにくいかも・・・(汗!)


 
[16652]   彩雲(あやも)      2018/08/25(土) 08:03
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


文系の私は、

今の今まで、式より言葉と思っておりましたが、やっぱり式がわかりやすかったです。

いろいろな係数が出てきても整理されると消えるのですね!

だから
操縦者は旋回中の必要な速度を水平時の失速速度÷バンク角のコーサインの平方根を感覚しておれば良い。

また三角関数なのでバンク角が70°を超えたら急速に大きくなるぞと注意する。

整理する前の式を見ると係数のすべてがわからなくとも納得です。

ゆめゆめ、見かけの翼面積が半分になるから速度を倍にしないと失速するなどとは思いますまい。

お手数おかけいたしました。



 
[16653]   坂川典正 [URL]      2018/08/26(日) 15:13
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


彩雲(あやも)さん、お判りいただけたようで良かったです。でも、翼面積が見掛け上で半分になる(60度バンク時)からCos60度の逆数で2G必要・・・という解釈も、面白く拝聴させてもらいました。まぁ、一般的に航空力学では、ベクトル分解して、その上での釣り合い式を解くので、HP記載のようなことになってます。

曲技飛行といえば・・・その昔、KHIに来る前にブルーの編隊長をされていた原田実パイロットから、『アクロというものは派手に見えるけど、実は絶対に安全なように計算されているのですよ』と聞いたことがあります。低空飛行ゆえの危険性を排除するためにはそれだけの計算と、訓練とがなされていると思われます。 そうそう、映画の原題にミスがありました(汗!)。『ザ・グレート ウォルド・ペッパー]でした。訂正させていただきます・・・失礼しました・・・


 
[16654]   彩雲(あやも)      2018/08/27(月) 17:18
 Re:空飛ぶたぬきさんとセスナ172(JA3748)と小牧空港
 


>低空飛行ゆえの危険性を排除する

これにつきますね! 同じ事やれと言われれば、断る理由は何も無いのですが、1mの平均台の上は歩けても3mだと歩けません。 バンクが深すぎた、引っ張りすぎた、高度が下がりすぎた、なんて洒落にもなりませんよね!


>『ザ・グレート ウォルド・ペッパー]でした。

レッドフォード格好良かったです。

もすこし古い映画ですばらしきヒコーキ野郎と言うのもありましたがこちらはかなりエンタメよりでしたね。それでもテレビの何とかロードショウで張り付いて見ていましたが・・・

いつも謎解き有り難うございます。




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